YF-00195
発信 平成13年1月8日
今年もよろしくお引立ての程お願い申し上げます。
昨年の一年間はひたすら不況克服の話題で終始したように思いますがいかがですか・・・
今年は昨年よりは明るさが見えそうですが・・・・・国は不況克服のために借金につぐ借金を重ね、全国の671市は地方債の元利返済や介護保険制度の充実に備えるために一段とそのやりくりが厳しいとか・・・・そんなことからか
1) 税制改正の中で相続税の最高税率70%を引下げる議論があったが、これが見送られ、生前贈与の額を60万円から110万円に増額するとか、
ところで60万円の控除額は昭和50年3月に40万円から60万円に増額されたものであるが、昭和50年から平成12年間の地価の上昇、なかでも千代田区、中央区内の商業地の地価は概ね2.65倍となっている。
そこでこの倍率を60万円に適用すると160万円になる、したがってもう少しフンパツしてもと思うのだが・・・
2)一方法人税ではそろそろ交際費課税の緩和を考慮すべきであり、国税庁は消費の拡大を願う経済企画庁と是非一度話し合ってもらいたいと思うのですが・・・
3)高齢化社会にあって介護料の負担は、必ず近い将来問題となるでしょう。
介護といえば昭和55年の民法の改正によって被相続人の事業への労務の提供や、療養看護等によって被相続人の財産が維持または増加したときは、その寄与度合いに応じて法定相続分の外に寄与分を相続することが出来るようになった。
しかしながら、この寄与分は相続人に限定していることと、被相続人の財産の維持増加に寄与した場合に限定されているため、被相続人の長男の妻が献身的に義理の親を介護しても妻には寄与分が認められない。
そうではなく、高齢者と心が通じ合った人の介護こそが安らかな老後が過ごせるもの。
介護をしていただいた方へは相応の寄与分を認め、この分は非課税として新たに寄与分控除(仮称)を税法の中に認めたらどんなものだろうか、それが本当の教育改革につながるように思うのだが・・・・・
正月早々こんな三思考をしてみました。
今年も頑張ります。
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